私書箱とは

「私書箱」とは、郵便局内に設置された自分専用の郵便物受取箱のことです。

自宅のポストとは別にもう一つポストを持てるイメージで、自宅住所を公開せずに郵便物を受け取ることができます。

私設私書箱との違い

私書箱には「郵便私書箱」と「私設私書箱」の2種類があります。

「郵便私書箱」は郵便局が提供している無料のサービスで、「私設私書箱」は民間企業が提供している有料のサービスです。

どちらも自宅住所とは違う住所での郵便物の受け取りができますが、「郵便私書箱」は郵便物が届いても、郵便局から連絡はなく、定期的に足を運び確認する必要があります。

「私設私書箱」は企業によって異なりますが、郵便物の到着通知・転送・廃棄・書類スキャンなど企業ごとに様々なサービスを提供しています。

一般的に私書箱とは「郵便私書箱」のことを指して呼ばれていることがほとんどです。

バーチャルオフィスとの違い

バーチャルオフィスとは、事業用の住所を貸し出すサービスです。

事務所としてのスペースはないですが、バーチャルオフィス住所を法人登記や名刺などに使用することができます。

その他サービスとして、電話秘書代行やFAX対応もありますが、一番大きなポイントは法人登記が可能かどうかにつきます。

利用条件や審査

「私書箱」の利用条件

・おおむね毎日、郵便物等の配達を受ける方
・私書箱を六カ月以上使用する方
・郵便物等を遅滞なく受け取ることができる方

そもそも都心部の私書箱は空きがなかったり、上記条件も相まって個人での利用は難しいようです。

審査に関しては上記条件をクリアできれば基本通るのですが、反社会的勢力かどうか等により利用不可になる場合があります。

まとめ

私書箱 私設私書箱 バーチャルオフィス
料金 無料 有料 有料
サービス 郵便物が届いても郵便局から連絡はなく、定期的に足を運ぶ必要あり 郵便物の到着通知・転送・廃棄・書類スキャンなど 郵便物の到着通知・転送・廃棄・書類スキャン・電話秘書代行・FAX対応など
法人登記 ×
利用条件

「郵便私書箱」の利用条件に合い、定期的に郵便局に行く方
→ 私書箱

自宅住所以外で郵便物を受け取りたい方
→ 私設私書箱

法人登記もしたい方
→ バーチャルオフィス

個人が私書箱のような使い方も、法人がバーチャルオフィスのような使い方もできるのが「プレゼントハウス」

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